掃除機を探すより「119番+背中を叩け」
大道さんは東京消防庁・日本医師会・日本赤十字社が推奨する「窒息に対する対応策」を紹介してくれました。
① 119番通報(可能ならスピーカーモードにして両手を空ける)
② 咳ができるなら咳を続けさせる
③「咳が難しい」「声が出ない」場合は、以下の方法を推奨しています。
背部叩打法:前かがみにして、肩甲骨の間を手のひらの付け根で強く叩く【画像⑤⑥】
背部叩打法は、ひざまづいて、手の平(手の付け根に近い部分)で、肩甲骨の間を何度も力強く連続して叩く方法です。
背部叩打法で効果がなければ「腹部突き上げ法」
「腹部突き上げ法」【画像⑦⑧】は、餅をのどに詰まらせた人を、座らせるような状態にして、腕を後ろから抱えるように回し、親指側をみぞおちのやや下にあてます。そして、すばやく手前上方に向かって圧迫するように突き上げる方法です【画像⑦⑧】。
(※妊婦・乳児などは方法が異なるため注意)
窒息が起きているときに、絶対にやってはいけないことは、「液体を飲まる」ことだということです。水などの液体を飲ませると、症状の悪化や誤嚥の危険性があるとされています。














