胃がんなどを腹腔鏡手術で治療する際の最新の手術支援ロボットが福岡大学病院に導入されました。
腹腔鏡を入れる穴が1つだけで済み患者の負担軽減につながるということです。

福岡大学病院は腹腔鏡手術に使用する新しい手術支援ロボット、「単孔式ロボット」を導入したと発表しました。

これまでの腹腔鏡手術では手術器具やカメラなど4つの穴を開ける必要がありましたが単孔式ロボットは1つの穴で全ての器具を入れて操作できるということです。
ロボットのアームは従来よりも細く穴も小さくて済むため傷跡が目立ちにくく術後の痛みが軽減され、回復も早くなると期待されています。
胃がんや子宮筋腫など腹腔鏡手術の対象だった手術に適応できますが手術器具が小さいことから適応できないケースもあるということです。
単孔式ロボットの導入は国内で20例目、九州・沖縄では沖縄県に次いで2例目です。













