福島県内の企業を対象とした景気予測調査で、今年10月から12月にかけて、景況感を示す指数が、2期ぶりに改善したことがわかりました。

福島財務事務所が行った景気予測調査では、県内130の企業が回答しました。それによりますと、今年10月から12月にかけての景気について「上昇」と答えた企業の割合から「下降」と答えた企業の割合を引いた「景況判断指数」はマイナス4.6ポイントで、前回の調査より3.7ポイント上昇し、2期ぶりに改善しました。

業種別では、「非製造業」で復興事業で培ったノウハウを元に取引を拡大しているなどとして、プラス3.5ポイントと、3期連続で改善しました。

福島財務事務所は「物価高や海外経済の状況を注視したい」としています。