三菱重工業長崎造船所で建造が進められている新型護衛艦の命名・進水式が、22日朝、行われました。

(小泉進次郎 防衛相)「本艦を『よしい』と命名する」

全長133メートル基準排水量3900トンの「よしい」は、防衛省が建造を進めている「もがみ型」護衛艦12隻のうちの12番艦です。

岡山県を流れる吉井川にちなみ「よしい」と命名された新型護衛艦は機雷除去機能などを持つほか船体がコンパクトで省人化できることなどが特徴です。22日の命名・進水式には小泉防衛大臣など関係者らおよそ200人が出席しました。

また、小泉防衛大臣は21日夜、長崎市の平和公園を訪れ、献花しました。

献花について防衛省広報室は「核の惨禍を繰り返さない、その思いを胸に防衛大臣としての職責を果たしていく決意を表したもの」と説明しています。