《「北斎」が選ばれた理由は?》
でも、どうして「北斎」だったのでしょうか?
ニセコ町商工観光課 米田舜係長
「(北斎の)富嶽三十六景は、富士山をいろいろな場面、いろいろな形で描いている。その富士山っていうところが、北海道で言えば、蝦夷富士=羊蹄山があるので、そこは(北斎との)親和性というか、そこが接点になっている」
「AI北斎」による羊蹄山の風景画は3種類。
コピーできない「NFT」というデジタル技術を使い、一番高いもので100万円。

売り上げの半分が、環境保護に取り組む町内のNPOに寄付され、購入した人には返礼品も贈られます。
《デジタルアートで、外国人からの寄付にも期待》

ニセコ町商工観光課 米田舜係長
「もともと葛飾北斎の絵が、インバウンド(外国人観光客)に人気がある。自然や景観に対する意識が、インバウンドが強い」
デジタルアートを、ふるさと納税に活用する自治体もありますが、外国人観光客から絶大な人気を誇るニセコ町は、外国人からも寄付を集められる”新たな枠組み”として期待を寄せています。
ニセコ町商工観光課 米田舜係長
「(AI北斎の)イラストを購入することで、それが地域貢献じゃないですけれども、地域の景観や自然を守る取り組みにつながっていく」
「AI北斎」の作品の購入は先着順で、プロジェクトのホームページから申し込むことができます。














