訪問先で気になったのは「社長のデスク」

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近藤さんは、会社勤めをしながらも、勤務先から認められていた副業として「片付けコンサルタント」の仕事も週末に続けていました。

転機が訪れたのは、営業で中小企業の社長のもとを訪れた時でした。

(近藤麻理恵さん)【画像⑥】
「商談をしながらも、その後ろにある、散らかった書類の山が気になって仕方がありませんでした」

「ある時、つい『社長、人の採用も大事ですけれども、机の上が大変なことになっています』と言ってしまったのです」

「今思えば、新卒1年目の若者が大変失礼なことを言ったと思いますが、幸いにもその社長さんが『ちょうど片付けたかったんだ』とおっしゃってくださり、そこから不思議な『社長の片付けレッスン』が始まりました」

勤め先の勤務時間内に、社長向けの片付けレッスンはできないため、近藤さんは朝の7時から9時の間に経営者を対象にした片付けレッスンをしたのちに出勤する、という多忙な日々を送ります。

そして、近藤さんの片付け術を学んだ社長の会社は、大きく変わり始めたといいます。

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【第2話】に続く
片付けで一番最初にやること→モノを「捨てる」「並べる」は違う、では一体なに? 

【第1話】を最初から読む
「散らかる社長のデスク」片付けると会社の業績に変化が!こんまり流「人生がときめく片付けの魔法」とは?

【第3話】
「服・書類・小物・思い出品…」片付けるには正しい順番が!?…こんまり流「人生がときめく片付け術」を実践→→→訪れる変化とは?

講演会は、一般社団法人日本ライフスタイリング協会(代表理事:菱田紗絵子氏)が、11月30日に岡山大学津島キャンパスで開催。近藤麻理恵さんのほか、作家の星渉さん、プロデューサーの川原卓巳さんが登壇しました。