5.5畳の部屋から出てきた「不用品の量に驚愕」

【画像④】

モノを減らすため片付けを始めた近藤さんは、部屋から出てきた不用品の数に驚いたと振り返ります。(【画像④】は19歳の頃の近藤さん)

(近藤 麻理恵さん)
「実際に、自分の5.5畳ほどの部屋を片付けてみると、大きなゴミ袋で8袋分もの不用品が出てきました。その量に衝撃を受けました」

近藤さんは、日本中にある「片付け」という言葉の付いた本を読んだほか、実際に片付け術の実践も毎日繰り返したといいます。

(近藤 麻理恵さん)
「学生時代の私は、学校から帰ると制服のままゴミ袋を手に取り、今日は自分の部屋、次の日は兄の部屋、その次の日は妹の部屋、そしてキッチン、リビングと、家中のあらゆる場所を、片付け続ける毎日を送っていました」

片付けのルーティーンは、家族の部屋だけに終わりませんでした。

「次の日はキッチン、リビング、洗面所。ずっといろんな場所を片付けては自分の部屋に戻るっていう、そういう毎日を続けてきたんです」