片付けの原点「お母さんは、なんで毎日そんなに楽しそうなの?」

【画像②】

近藤さんが、片付けに興味を持ち始めたのは5歳の時でした【画像②は5歳の頃の近藤さん】。毎日一緒に過ごす母親の姿を、不思議に感じたことがきっかけだったといいます。

(近藤 麻理恵さん)
「私の母は専業主婦で、毎日すごく楽しそうに家事をしていたんです。「お母さんは、なんで毎日そんなに楽しそうなの?」と聞くと母は、

『主婦って素晴らしい仕事なのよ。私がお家を整えたり、料理をしたり、洗濯をしたり、このベースがあるから、お父さんもお仕事に行けるし、あなたたち子どもも毎日平和に学校に行けている。これはすごい社会貢献なの』

と教えてくれました」

母親の言葉が印象に残った近藤さんは、「私もそんな素晴らしいお嫁さんになりたい」という将来の夢が決まったといいます。

そして、わずか5歳にも関わらず、料理、掃除、洗濯、片付け、裁縫といった家事全般を学び始めたそうです。