兵庫県神戸市で毎年行われる阪神淡路大震災の追悼行事「1.17のつどい」。
鳥取県江府町は鎮魂の雪地蔵を作るため毎年、大量の雪を届けていましたが、4年連続で提供中止となりました。
神戸市の東遊園地で、阪神淡路大震災が発生した1月17日に毎年行っている追悼行事「1.17のつどい」。
鳥取県江府町は2010年から毎年、鎮魂の思いを込めて大量の雪を神戸市に提供。現地ではその雪を使って「雪地蔵」が作られていました。
しかし2020年は雪不足で中止に。
その後も、新型コロナなどで中止が続いていましたが、今年度は、会場となる現地の公園が工事中のためスペースが少ないとして「雪地蔵の設置を断念したい」と実行委員会から連絡があったということです。これで4年連続の中止となります。
江府町は、来年度以降について、「公園の再整備を確認した上で、引き続き鎮魂の思いを込めて雪を提供する予定」としています。