熊本県の天草地方では年末の贈答用として人気のクルマエビの出荷が最盛期を迎えています。

上天草市大矢野町にある天草漁協車えび養殖場では、小型のボートに乗った漁協の職員が、砂場に潜っているクルマエビを弱い電気を流して驚かせ、砂から出てきたところを網ですくい取り上げています。

水揚げされたクルマエビは大きさや形ごとに選別したあと、おがくずを敷いた箱に手際よく詰めていきます。

天草漁協車えび養殖場 小﨑陽介場長「まずは刺身で食べてもらって、天ぷらとか、ゆがいたりして食べてもらえれば」

この養殖場での出荷は1月いっぱいまでで、約30トンの出荷を見込んでいますが、年末の贈答用や正月の料理用として、12月だけで18トンを全国各地に出荷します。