全面に“木の枝”でインパクト大
それにしてもナゼ、モンブランが再注目されているのでしょうか?

スイーツジャーナリスト・平岩理緒さん:
「モンブランは非常に知名度が高いので、色々と応用されてバリエーションができてもすごく受け入れられやすい。また栗が貴重な素材で値段も高級ということで、最近の“ご褒美需要”にもすごくマッチしている」
東京・文京区にある人気パティスリー『トレカルム』でも、“新感覚モンブラン”に出会えます。
1番人気の「モンブラン」(824円)は、小枝をイメージした“棒状になったコーヒーメレンゲ”が全面にあしらわれ、その下にはカシスの果肉&クリームを包んだ栗のペースト。

新名部員:
「モンブランの栗のペースト感、コーヒーのほろ苦さ、カシスの甘酸っぱさ、それぞれの味のバランスが良くてすごく合う」

常連だという30代の夫婦は、「見た目も違うし中身も違う。途中で味変もできて“普通のモンブランより色々楽しみ方がある”」と、これまで20回くらい購入しているといいます。
副製菓長・橋本雅也さん:
「他のジャンルのケーキと比べて、ブームも来ているので、この季節になると仕込む個数は3倍とかにはなる」
SNSには“手作り投稿”続々
『ローソン』でも栗のペーストではなく、栗のフレークをまぶした“スッと溶ける新食感”の 『ほろふわ栗粉の栗堪能モンブラン』(354円)が人気になるなど、注目が高まるモンブラン。

手作りする人も多く、SNSにも数多く投稿されています。

スーパーでモンブラン用のクリームの絞り口を購入し作ったという50代の女性は、「朝食の焼いたパンにのせたり、ビスケットとかにのせてパクッて食べたりするのが、手作りならではの醍醐味かなと」

見た目も味も楽しみ方も、新しい「モンブランのカタチ」が広がっています。
(THE TIME,2025年12月18日放送より)














