熊本市は今年8月の記録的な大雨で川の増水を知らせるサイレンを適切なタイミングで鳴らさなかったとして、防災担当の幹部職員を訓告などの処分にしました。

熊本市 大西一史市長「人事上の措置で最も重い訓告」

熊本市は12月18日付で、危機管理監と当日の水防本部の責任者の2人を訓告、危機管理防災部の管理職4人を厳重注意としました。

熊本市では今年8月の大雨で職員の手が回らず、坪井川と井芹川で水位の上昇を知らせるサイレンを適切なタイミングで鳴らせなかったことで、住民の高台避難などが遅れたとしています。

こうした事態を受け、大西市長は18日の記者会見で「再発防止に努める」と謝罪しました。

※2025年12月18日放送