ドライバーへの提案 “ハザードランプ・コミュニケーション”
渡邉さんはある運転マナーを広める活動をしています。その運転マナーとは「ハザードランプ・コミュニケーション」です。
信号機のない横断歩道で歩行者を見つけて止まるとき、ハザードランプを点灯して意思を示す方法です。渡邉さんは、最近の車はフロントガラス越しの運転手の表情が見えづらく、アイコンタクトが取りにくくなっていると話しました。そこで「車という媒体を使って意思疎通する」という発想です。
高速道路で渋滞に遭遇した時にハザードランプを点灯する慣行になぞらえ、「後続車の追突不安が減り、安心してブレーキを踏める」と利点を挙げました。
効果の一端は数値にも表れます。
信号機のない横断歩道で止まる車の割合(JAFの調査から作成)
○愛媛 67%
○香川・高知・徳島 46%
○全国平均 57%
2020年〜2021年の愛媛県のポイントが上昇したことについては、「講話を聞いて賛同した教員や生徒、保護者、卒業後に免許を取った若者が実践した結果だと思います」と述べました。
一方で、「走行中のハザードランプ点灯はグレーゾーンで賛否がある」「交通量の多い道路では危ないという意見もある」とし、試してみてメリットを感じれば続けて、危ないと感じたら使わないという慎重な姿勢も示しました。














