日本人を名乗る女などからSNSを介して投資話を持ちかけられた能美市の50代の男性が、現金約6200万円をだまし取られる詐欺の被害に遭いました。

警察によりますと、能美市の50代の男性はSNSで知り合った日本人女性を名乗るアカウントから投資話を持ちかけられました。

男性はその後、中国で有名な経済学の教授と称する人物を紹介され、アドバイスを受けながら投資を行いました。

しかし、運用会社から「教授が金融犯罪で拘束されている」「財産を検証する必要がある」などと言われ、金銭を要求されたということです。

男性は2025年8月から10月にかけて、投資の資金や口座を検証する費用として、指定された運用会社の口座に、16回にわたり現金約6200万円を振り込みました。

警察は捜査を進めるとともに、投資や儲け話の勧誘にはまず、詐欺を疑うなど注意を呼び掛けています。