特殊詐欺対策のため、電話の録音機器などに補助金を出す取り組みを進める千葉県四街道市できょう、市と警察が合同で高齢者の家を訪問して説明を行いました。

四街道市では、特殊詐欺の被害を防ぐため、市内に住む65歳以上の高齢者を対象に、通話の録音機能がついた電話や機器などを購入した際、費用の一部を補助する取り組みを10月に始めました。

きょう午後、四街道市の鈴木陽介市長が警察と合同で市内に住む高齢者のもとを訪問し、取り組みについて説明しました。

補助金の上限は5000円で、申請書や領収書などを用意し、市役所の窓口で申請することができます。

警察によりますと、県内では先月末の時点で、被害にあう人の9割が65歳以上の高齢者で、中でも女性の割合が高いということです。

警察は「詐欺の犯人と直接会話をすることのないよう、留守番電話設定にすることや、迷惑電話対策機器を使用してほしい」と呼びかけています。