ノーベル生理学・医学賞を受賞した大阪大学の坂口志文さんが帰国しました。

 (大阪大学・坂口志文特別栄誉教授)
 「盛大な催しでしたので、十分楽しませていただきました」

 17日に帰国した大阪大学の坂口志文特別栄誉教授。過剰な免疫反応を抑え、リウマチや1型糖尿病、がん治療などへの応用が期待される「制御性T細胞」を発見したことで、ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

 今後については、「実際の人の病気の治療。それにどこまで早くに達することができるかということがこれからの課題だと思っています」と話していました。