インフルエンザの石川県内での最新の感染状況は、1医療機関当たりの患者が引き続き警報レベルの30人を上回っています。石川県では、移動の機会が増える年末年始を控え、予防対策の徹底を呼びかけています。
石川県によりますと、12月14日までの1週間、石川県内47の定点医療機関でのインフルエンザの患者数は、1医療機関あたりの平均で37.53人でした。3週連続で減少したものの、依然として高い水準の感染状況が続いています。
石川県内の保健所の管内別でみると、金沢市が最も多く55.06人、金沢市近郊の石川中央が36.64人と、警報レベルの基準となる30人を上回っています。
旅行や帰省など、年末年始にかけて移動の機会が増える時期に入ります。石川県ではうがいや手洗いの徹底、マスクの着用など基本的な感染対策を心がけるよう呼びかけています。














