宮城県が、2026年12月の販売開始を目指し開発を進めているイチゴの新たな品種の名前が「ころろんベリー」に決まりました。

「ころろんベリー」は、2016年から県が開発を進める県産イチゴの新たな品種です。

大粒の「おおきみ」としっかりとした果肉感のある「もういっこ」を掛け合わせて誕生しました。

大粒の果実とみずみずしい食感が特長で切ったときにはハート形の断面が表れます。

村井知事は、17日の定例会見で国産イチゴは市場での引き合いが強く、競争が激しくなっているとして、新品種の開発の必要性を説明しました。

村井知事:
「イチゴの生産量が上がってきて農家の所得を引き上げる大きな武器になっている。新しい品種を投入しないと他県との競争に勝てない」

「ころろんベリー」は、県産イチゴの品種としては「もういっこ」「にこにこベリー」に続く3品種目です。

県では、2026年、1ヘクタールの作付面積で約50トンの生産を目指しています。

2026年1月には、生産者向けの栽培研修会が開かれ、2026年12月の販売開始を予定しています。














