“軽さと保温”を両立「粒状の中綿」
総合通販会社『CECILE』の新作ダウンも、特殊な素材を使っています。
累計2万枚を突破した人気シリーズの「ファイバーダウンコート」から新しく登場したのは、「ふわ軽あったかファイバーダウンコート」(1万4289円~)。

フード付きのロングタイプですが、その重さはペットボトル約1本分の「620g」と一般的なロングタイプコートの半分ほど。(※番組調べ)
2024年モデルから“さらに50gほど軽量化”しているといいます。

『セシール』商品・サービス部 錦織祥子さん:
「通常はダウンパックを使うことが多いが、ダウンパックを使わずETHERMALOFT®(イサーマロフト)という中綿を使っている」

羽毛に代わる“軽さと保温を両立する”特殊な中綿を使うことで、ふわっとした「小さな粒状の綿」の周りや中にも空気の層が出来るため、暖かさと軽さに加えてダウンと同じような膨らみを感じられるといいます。
「高機能ナイロン」で超軽量

「えっ、軽い!なんだか着てないみたい。“今までのダウンと全然違う”」
羽田部員が驚いたのは、防水性なども兼ね備えた『モンベル』の「イグニスダウン パーカ」(レディース3万7800円/メンズ3万9600円)。

重さを測ってみると、わずか「235g」です。
『モンベル』広報部・設楽文昭さん:
「裏地の生地が、中空で非常に細い繊維を使っている。強くて極薄の繊維を使うことで全体の軽量化に繋がっている」

生地に使用しているのは自社開発した「バリスティック エアライト®」という、強度と軽量性を両立させたオリジナルの高機能ナイロン素材。

この素材を、「縫い目を減らした独自の手芸技法」で縫うことや、「少ない量でも保湿力の高い羽毛」を使用することで軽量化につながっているといいます。

技術の進歩で「軽量化」。今後はどんなダウンが登場するのでしょうか?
(THE TIME,2025年12月17日放送より)














