今年11月、一緒に酒を飲み、泥酔した20歳の女性をホテルに連れ込んで監禁し、着衣を脱がせて胸を撮影したうえ性的暴行を加えたとして、別の不同意わいせつ事件で逮捕されていた36歳の飲食店経営の男が再逮捕されました。
男は「監禁や性交したいと考えて(ホテルに)連れ込んだわけではない。性交したことは間違いないけど、同意の上だった。女性を写したことは間違いありません」などと話し、性的姿態等撮影の容疑のみ認めているということです。
不同意性交等とわいせつ略取、監禁、性的姿態等撮影の疑いで再逮捕されたのは博多区住吉に住む飲食店経営・元永敬一郎容疑者(36)です。
元永容疑者は今年11月21日午前6時10分ごろから午前7時半ごろまでの間、博多区中洲の路上で、泥酔して抵抗できない状態の20歳の女性に抱きかかえるなどの暴行を加えてタクシーで中央区春吉のホテルに移動。
20歳の女性を午後2時半ごろまでホテルの一室にわいせつ目的で略取、監禁し、着衣を脱がせて胸をスマートフォンで動画撮影したうえ、性的暴行を加えた疑いが持たれています。
元永容疑者は、今年8月29日に自分が経営する博多区中洲のガールズバーで18歳の従業員の女性に暴行を加えて無理やり唇にキスをしたうえ、下半身を触ったとして逮捕されていて、捜査の過程でスマートフォンから、20歳の女性の胸を撮影した動画が見つかっていました。
その後の捜査の結果、元永容疑者が20歳の女性に対する不同意性交等などの事件に関与した疑いが強まったということです。
警察によりますと、SNSで知り合った2人は事件当日が初対面で、午前1時ごろから居酒屋とバーで酒を飲んでいました。
被害を受けた女性は、警察の事情聴取に対し「2軒目のバーを出たあたりから記憶がない。気がついたらホテルのベッドの上で裸だった」などと話していたということです。
取り調べに対し、元永容疑者は「わけがわかりません。女性が泥酔していたことは間違いありません。ホテルに連れ込んだことは間違いありませんが、監禁や性交したいと考えて連れ込んだわけではない。性交したことは間違いないけど、同意の上だった。相手の女性を写したことは間違いありません」などと話し、性的姿態等撮影の容疑を認めたうえでその他の容疑はすべて否認しています。














