2024年1月の能登半島地震後に体調が悪化して医療機関への受診が遅れ、翌2月に亡くなった富山県氷見市の60代の女性が「災害関連死」に認定されました。
氷見市によりますと、女性は通院し、がんの治療を受けていたものの地震後に体調が悪化して受診が遅れ、翌2月に敗血症性ショックにより亡くなったということです。

災害時の避難生活による健康状態の悪化などが原因で亡くなる「災害関連死」は、遺族の申請を受けて医師や弁護士などで構成される自治体の審査会が判断することになっており、認定された遺族には災害弔慰金が支給されます。

富山県内で能登半島地震の災害関連死と認定されたのは、これで8人目となります。















