富山県の中央部を東西に結ぶ幹線鉄道、あいの風とやま鉄道の新駅設置を求める地元有志が15日、県に要望書を提出しました。
富山県への要望に訪れたのは、富山国際大学や富山短期大学などがある富山市願海寺や老田地区などの有志でつくる新駅の期成同盟会のメンバーです。学園への通学アクセス向上などを目指し、あいの風とやま鉄道の呉羽―小杉間の新駅設置を求めました。

要望書によりますと、新駅は農地に囲まれた土福踏切付近を想定していて、駐車場や駅前広場を整備できる用地の広さを強調したほか、「周辺の宅地開発や企業誘致が期待できる」としています。

富山県の蔵堀祐一副知事は「新駅が『あいの風』の収支に結びつくかが重要」とした上で、土福踏切付近は現在、開発が制限されている市街化調整区域のため、新駅設置には制限を緩和するといったハードルがあるとの認識を示しました。















