先週、道内で起きた2件の航空機トラブルについて、国の運輸安全委員会が「重大インシデント」に当たるとして14日、現地調査に入りました。

14日午前、新千歳空港に到着した運輸安全委員会の事故調査官です。

12日にインドネシアから来たプライベートジェット機が滑走路をオーバーランしたトラブルについて、乗員などから当時の状況などを聞き取りました。

また、14日午後4時ごろには函館空港にも事故調査官が到着。11日に右エンジンが停止して緊急着陸した北海道エアシステム運航の機体を調べます。

運輸安全委・齋藤卓也航空事故調査官
「エンジンの不具合が考えられるため、エンジンを中心として(機体)全体を網羅的に調査していきたい」

運輸安全委員会は1年以内に調査結果を公表する方針です。