今月8日の地震の被災地・青森県八戸市では、名物の朝市の来場者がいつもの半数以下に減り、観光に影響が広がっています。

夜明け前から買い物客が訪れているのは、八戸市の館鼻岸壁朝市です。後発地震注意情報が発表されているため、避難対策をしながらの開催となりました。

ただ、地震の影響で店舗自体も減っていて、いつもであれば2万人程度とされる来場者は半数以下に落ち込みました。

訪れた人
「地震が起こったあとは自粛ムードが漂うが、そういった中で飲食店の人はすごく苦労しているので少しでも応援できれば」

一方で、倒壊のおそれがあるNTTのビルの鉄塔は、けさから工事の足場に使う資材の搬入が始まり、県などが求めていた早期の対策へ動き出しています。