鹿児島市で13日、来年3月に閉校する桜島の中学校の生徒がつくった椿油の販売会が開かれました。
桜島の黒神中学校では学習の一環としておよそ50年前から椿油づくりを続けてきました。
黒神中を含む桜島の8つの小中学校は、来年4月に開校する義務教育学校・桜島学校に統合されるため、今年度で閉校します。
13日の販売会では開店前から長い列ができる中、椿の実の収穫などを手伝ってきた桜島の小学生も加わり、開始から20分ほどで限定300本を完売しました。
(桜峰小学校の自童)「桜峰小学校がなくなるのは悲しいが、最後の椿油販売ができてうれしい」
黒神中学校は統合されたあとも、椿油をつくる活動を続けていきたいということです。














