北朝鮮で、重要政策を決める朝鮮労働党の中央委員会拡大総会が開かれました。

北朝鮮メディアは12日、朝鮮労働党の中央委員会拡大総会が9日から11日まで開かれたと報じました。金正恩総書記が出席し、今年の政策を総括したということです。

金総書記は演説で、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの派兵について「百戦必勝の軍隊、国際正義の真の守護者としてのわが軍と国家の名声を全世界に馳せた」とたたえました。一方で、北朝鮮の核・ミサイル開発や、外交についての言及はありませんでした。

総会では、また、開催が決まっている党大会についても議題に上がり、金総書記は「準備に力を入れる」と強調したということです。

前回、2021年の党大会では党委員長だった金正恩氏が総書記に選出されました。