既存戦力の底上げ

そして勝利を手繰り寄せるのは、新戦力だけではありません。

桜井 良太GM

「ロイブルヘッドコーチが各選手に対してこういうことをやってほしいという役割を明確に伝えてくれるんですよね。自分が一緒にプレーをしたシーズン、めちゃくちゃプレーヤーとして伸びたなっていう実感があったので。個人の特長を伸ばしながら強いチームを作ってほしいとオファーしたのでそこはすごくハマっている」

その例として今シーズン、守備の要となっているのが湧別町出身の関野剛平。ここまで勝敗を決める場面では、何度も力強いディフェンスでチームに勝利を呼び込んでいます。

関野 剛平選手(31)
「すごく集中してできている。メンバーがオフェンスで強烈なので、それよりもディフェンスで自分たちの役割を遂行できれば、いいゲーム作れるんじゃないかなと」

CS出場へのキーマンの1人は島谷怜選手

誰もが強さを確信に変えながら、まだ見ぬプレーオフ進出へ、少しずつ近づいているレバンガ。最後に桜井GMに「CS出場へのカギ」を聞きました。

桜井 良太GM
「絶対に連敗だったりっていう状況でてくると思うんですけど。やってきたことは間違ってないと自信を持ってそれをまた次の試合でやろうってチームとして言えるかどうかが勝ち続けられるかがCSに行けるチームになるかのカギになると思う」「毎試合試合が始まるのが楽しみなので最後までそういう気持ちでワクワクしながら見られるゲームをしていってもらえたらと思う」

(ズバリ1人キーマンを挙げるなら?)
「島谷怜選手です」
「まだ若いながらも、今はチームのメインガード。色々な思いがあった中で今シーズン入ってきたと思うんですけど、本当によくチームを引っ張ってくれているというのは感じていて。ただやっぱりチームがCS(チャンピオンシップ)や優勝を狙うチームっていうことを考えると、まだ彼のこの影響力っていうのは弱い部分があるので、年齢関係なくしっかりキャプテンシーを持って、いいときも悪いときも自分がこのチームをコントロールしていくんだっていう気持ちを持ってほしい」

「プレーも、ものすごくいいプレーになってきてると思いますが簡単なミスだったりっていうのもまだあるので。もちろんポイントガードっていうポジションなので、ある程度仕方がないと思いますけど、プレーの部分でもしっかりとチームを引っ張って、彼が行けるようになるとCSっていうものが本気で見えてくるんじゃないかなと思います」