台湾有事を巡る高市総理の国会での答弁を受け中国が反発を強める中、中国・山東省で予定されていた山口県と山東省、韓国・慶尚南道との交流事業が中国側の都合で延期になりました。

山口県は1997年から、友好協定を結ぶ中国・山東省と姉妹提携を結ぶ韓国・慶尚南道との3者で交流事業を行ってきました。

今年は、12月17・18日に高齢者福祉をテーマにした交流を山東省で行う予定で、山口県の職員など8人が参加することになっていました。

しかし、先月24日に山東省の担当者から「参加者が緊急で出張することになり、延期してほしい」と連絡があったということです。

山口県は、3者で改めて開催日程を調整していきたいとしています。

山口県内ではこのほかに、11月にも下関市が訪問延期を中国側から求められました。