広島県の福山市保健所は12日、市内の大学の寮で、給食業務を請け負っている「魚国総本社」(大阪市)が提供した料理で食中毒が発生したとして、営業禁止処分にしました。
市保健所によりますと、12月6日に照焼きミートボールなどの朝食、ブロッコリーの和風スパゲッティなどの夕食が提供されており、それらを喫食した寮の学生79人と職員2人のうち、学生59人と職員2人の計61人が12月6日から7日にかけて下痢や腹痛などの症状を訴えました。
症状のある人の便からは「ウエルシュ菌」が検出されたということで、現在、全員回復傾向ということです。
福山市保健所は「作り置きを避けて、速やかに冷却をしてほしい。再加熱の場合は十分に加熱を」と注意を呼びかけています。














