JRグループ各社は来年3月のダイヤ改正で、東海道新幹線「のぞみ」の1時間あたりの運行本数を最大13本に増やすことなどを発表しました。

JR東海は来年3月のダイヤ改正で、東海道新幹線の「のぞみ」について、利用客が多い午前7時から10時に東京駅を出発する下り線と、午後2時から5時に新大阪駅を出発する上り線で、これまで1時間あたり12本だった運転本数を13本に変更すると発表しました。

午後5時台の新大阪駅からの上り線のうち1本は品川駅が初めて終点駅になるということです。

また、午前6時台にはインバウンド客が多い京都駅始発の新幹線を初めて運行するとしています。

一方、JR東日本は東北新幹線と上越新幹線の終電の時刻を最大で20分ほど繰り上げます。作業員が減少する中で老朽化が進む設備の夜間工事に必要な時間を確保するためだとしています。

ダイヤ改正は来年3月14日からで、この日からJR東日本では民営化後初の全面的な運賃改定も行われ、山手線などの初乗り運賃は150円から160円になります。