JR北海道は12日、来年3月のダイヤ改正を発表し、チケットレス化を進める一方、稼げる路線への集中を鮮明にしています。
JR北海道・佐藤一郎鉄道事業本部長
「(札幌駅の)10時発や11時ちょうど発の列車が1000人に達するくらいの利用があった」

来年3月14日にダイヤを改正するJR。その柱は、観光需要の高い路線の利便性向上です。
函館線の札幌~小樽間では、これまで「ほしみ」止まりだった午前の列車2本を「小樽」まで延長。日帰りで小樽を訪れる観光客をさらに取り込む狙いです。


また、旭川方面の特急列車は、単価が高く、検札も省くことができる指定席に。

室蘭方面では、特急「すずらん」の時刻を約2時間繰り上げることで、インバウンドに人気の登別観光などに利用しやすいダイヤに変更します。

一方、利用の少ない函館線の仁山駅と二股駅を廃止に。
さらに、チケットレスの特急券の導入で窓口や券売機での混雑を減らし、販売のスリム化を目指します。















