経済同友会は、違法サプリをめぐりトップの代表幹事を辞任した新浪剛史氏の後任について、年内に内定したい考えを強調しました。

経済同友会のトップである代表幹事をめぐっては、新浪氏が違法サプリを購入した疑いで警察の捜査を受け、9月末に辞任。

先月から選考委員会を開いて後任選びを進めてきたなか、年内最後の定例会見で岩井睦雄代表幹事代行は次のように述べました。

経済同友会 岩井睦雄 代表幹事代行
「年内にはと思っておりますけれども、あまりはっきりこの日までにと、ちょっと申し上げられる状況ではない。候補者の方が社内で色々と検討されることをあまり急かしてもいけないなと思う」

候補者に打診したことを初めて明らかにしたうえで、年内には内定したい考えを強調しました。

年明けには経団連、日本商工会議所と合同で新年祝賀会を開くことが決まっていて、関係者は「何とかしてそれまでにトップを決めたい」と話しています。