バスジャックを想定した訓練が名古屋で行われました。

訓練は、刃物を持った男がバスの乗客を人質に立てこもった想定で行われ、警察官と名古屋市交通局の職員らが参加しました。

バスの運転手が電光掲示板で車外に緊急事態を知らせると、駆けつけた警察官がバスを取り囲みます。盾や刺股で男を制圧し、乗客を安全に避難させる手順を確認しました。

(南警察署 淺野悟司地域課長)
「乗客の安全と、バスは南区住民の足。それを守るためにも、警察として全力で支援して協力していきたい」

来年9月のアジア大会に向け、名古屋市交通局は「緊急時の対応力を高め、安心してバスに乗ってもらいたい」と話しています。

訓練