きょう(11日)、皇居・東御苑への入園者数が4000万人に到達しました。
東御苑は、旧江戸城の本丸などがあった場所を「皇居附属庭園」として整備したもので、1968年からは一般にも公開されています。
きょう午後2時25分、累計の入園者数が4000万人に達しました。記念すべき4000万人目は、東京・品川区在住の主婦・山田裕美子さん(50)で、宮内庁から絵はがきなどの記念品を贈られました。
入園4000万人目 山田さん
「ただただ驚きという感じですね。きょうはたまたま近くで用事があって、寄ってみようかなと思ったら、こういう機会を頂きました。私自身清らかな気持ちになれる特別な場所だなって思いました。まず家族に、こんな貴重なものを頂いたと報告したいと思います」
宮内庁の古賀浩史管理部長は、「歴史的な史跡も数多く残るこの東御苑が、今後とも皇室と国民、そして世界の方々とを結ぶ架け橋として、より多くの方々に訪れていただけるようしっかり取り組んでいきたい」としています。
宮内庁によりますと、▼3000万人到達は2018年3月、▼3500万人到達は2023年4月で、近年は外国人観光客の増加などの影響もあり、入園者数が増加しているということです。
東御苑エリアでは、2026年秋ごろまでに「皇居三の丸尚蔵館」の拡充や「大手休憩所」のオープンも予定しています。
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