「銭形平次捕物控」で知られる岩手県紫波町出身の作家、野村胡堂の執筆活動やコレクターとしての活動を支えた妻、ハナの人生を紹介する企画展が紫波町の「野村胡堂・あらえびす記念館」で開かれています。

野村胡堂一家の写真。後列中央が胡堂。前列左がハナ

野村胡堂は愛妻家として知られています。
東海道五十三次を題材にした作品の取材活動の際には、東京から京都までハナも徒歩で同行しするなどして協力しました。
野村胡堂とハナはともに岩手県紫波町の生まれです。

父・野村長四郎が胡堂に宛てた手紙。ハナとの結婚のことが書かれている

ハナは明治44年に胡堂と結婚。

転倒して骨折した胡堂を支えるハナ

胡堂が亡くなる昭和38年までの50年あまり、胡堂の活動を支え続けました。