福島県内のインフルエンザの感染者は、12月1日から7日までに1医療機関あたりおよそ32人で、2週連続で減少しました。しかし、依然として警報レベルが続いていて、県が基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

県によりますと、7日までの1週間で確認された県内のインフルエンザの感染者は、1医療機関あたり32.02人でした。感染者の数は、2週連続で前の週を下回った一方、5週連続で警報レベルが続いています。

地域別にみると、相双が61人と最も多く、次いで会津が45.17人、県中が37人などとなっています。

警報レベルが続く中、県内では64の学校や保育園などで休校や学年閉鎖、それに学級閉鎖の措置がとられています。県は普段と体調が異なる場合は出勤や登校を控えるほか、手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。