冷え込むと腸の調子が悪くなるという人も多いかもしれません。

じつは腸の不調の原因は、寒さだけでなく、水分不足も影響しているといいます。

最悪の場合、大腸がんを引き起こす恐れもあると医師が警鐘を鳴らしています。

寒い日に腸の不調を感じる人が56%

RKB 本田奈也花 アナウンサー
「寒くなると、おなかの調子が良くない日が出てくる原因は?」

松生クリニック 松生恒夫 院長
「室温と外気温が10℃以上違うと自律神経が交感神経緊張になってしまう。緊張が高まると腸の動きが鈍くなってしまう。そうすると、腸の血流が悪くなって、それも腸の動きを悪くする原因になってくる」

東京でクリニックを営む消化器系の専門医、松生院長です。

急激に冷え込むと腸の動きが悪くなり、便秘など体調を崩す人が増えているそうです。

『寒い日に腸の調子が悪化したことがあるか』という民間の調査では、「かなり感じた」「少し感じた」をあわせると56.8%となっていて、6割近い方が冬場の腸の不調を訴えています。