お正月用の縁起物「しめ飾り」に使うしめ縄作りを、福島県いわき市の高校生が体験しました。

しめ縄作りの特別授業は、地域の伝統工芸品作りを生徒に体験してもらおうと、平商業高校が、いわき市のスーパーや生産者と協力して開きました。

参加したのは、流通ビジネス科の生徒62人です。生徒たちは、しめ飾りの由来などの説明を受けたあと、お正月用のしめ飾りに使うしめ縄作りに挑戦。いわき市でしめ飾りの制作を行っている生産者から指導を受けながら、わらを丸く編んでいきます。

体験した生徒「普段できなくて難しかったけど楽しかった」

しめ縄作りを指導 未来工房・本郷芳則さん「今の若い人はしめ縄はできないが、体験してもらって後世につながればいいなという気持ちでした」

生徒たちは真剣な表情でしめ縄作りに取り組み、日本古来の伝統文化に触れていました。作られたしめ縄は、各家庭に持ち帰って飾り、お正月の縁起物として新年を迎えます。