鹿児島県内では今月7日までの1週間でインフルエンザの感染者が2700人に上り、県は「流行発生警報」を発表しました。

今月7日までの1週間に県内で報告されたインフルエンザの定点当たりの感染者数は48.12人で、前の週の28.04人からおよそ1.7倍に増加しています。

発表基準の30人を超えたため、県はきょう10日、県内全域にインフルエンザの「流行発生警報」を発表しました。

定点あたりの感染者数は川薩が120と最も多く、伊集院が98.50、鹿児島市が66.79、姶良が53.25などとなっています。

年末年始は人と接する機会が増えることから、県はワクチンの接種や手洗いの徹底、マスクの着用、換気などの感染対策を呼びかけています。