関東で山火事が相次いでいます。群馬県の妙義山に加え、きのうは神奈川県の日向山でも山火事が発生し、いずれも延焼中で鎮圧には至っていません。

神奈川県の日向山で起きた山火事は、発生から一夜明け、午前6時ごろから消防による消火活動が行われています。

消防ヘリによる散水に加えて、地上でも消防隊員およそ50人が水20リットルを担いで山に入り、消火にあたっているということです。

消防によりますと、火の勢いは収まりつつあり、きょう中の鎮圧を目指しているということです。

また、群馬県の妙義山でも、自衛隊が朝から大型輸送ヘリコプター3機で上空からの散水を続けています。

上空から炎は確認できないものの、白い煙が上がっていて、これまでにおよそ30万平方メートルが焼けたということです。