宮城県気仙沼市が大島で整備を進めている山頂へとつながるモノレールが2026年7月に開業する見通しとなりました。

宮城県気仙沼市は、標高235mの亀山山頂へとつながるリフトが、東日本大震災の火災で焼失したことを受け、新たなアクセス手段としてモノレールの整備を進めています。

市によりますと、モノレールは1両20人乗りの2両編成で2026年7月の開業を予定しているということです。山頂には、カフェやテラスなども整備します。

大島を訪れた人:
「山の上から見る景色も良さそうだし(完成したら)行きたいよね」

旅館明海荘 村上敬士さん:
「観光業、気仙沼市の全体に経済効果が出るという位置づけ」

総事業費は、22億8000万円で国の交付金やクラウドファンディング型のふるさと納税などを活用します。

完成後は、年間6万2000人の利用を目指すということです。