「時効」 がなかったら…

山形純菜キャスター:
公訴時効がない場合の懸念点などを見ていきます。
【公訴時効がないと…】
●証拠の劣化・散逸
●冤罪のリスク
●捜査への負担
事件が起きてから時間が経過するとともに証拠が劣化・散逸してしまい、証拠がなくなることで、冤罪のリスク、潔白の証明が限られてくるといいます。
そして、▼警察の人員や予算が限られ、捜査への負担がかかるという懸念が出てくるということです。
井上貴博キャスター:
本当に難しい問題で、海外でも「時効」をどう考えるかは、意見が分かれているようです。
フリーアナウンサー・文筆家 住吉美紀さん:
その罪の軽さ・重さについては、主観的な視点・客観的な視点のバランスの取り方なども含めて難しいと思います。
TBS報道局 社会部 寺島尚彦 記者:
法定刑が上がれば上がるほど、悪質であればあるほど、公訴時効が長くなります。法定刑を上げていくことが公訴時効を撤廃するうえでのポイントだと思います。
井上貴博キャスター:
ひき逃げというのは、殺人に近いのではないかという感情もわきますよね。














