まちに、にぎわいを生み出そうと、鹿児島市の中心市街地できょう9日、歩道の空いたスペースを活用した実証実験が始まりました。

(記者)「この先が鹿児島中央駅、こちらが天文館。その中間にある高見馬場交差点で、きょうから実証実験が始まった」

ひき肉たっぷりのミートソースをかけた、あらびきソーセージのホットドッグ。

鹿児島市・高見馬場交差点の歩道スペースに9日、2つのキッチンカーと休憩スペースが登場しました。

中心市街地のにぎわいや回遊性を高めようと、鹿児島市が始めた実証実験です。

今月22日まで、キッチンカーやカフェ、本の販売など、10の事業者に歩道スペースを無料で貸し、日替わりで出店します。

誰でも利用できるテーブルやイスも置かれ、ゆっくりと過ごすことができます。

(鹿児島市建設局 市街地まちづくり推進課 富裕一郎 主査)「回遊してもらって、いろいろなまちの魅力を知ってもらいたい」

市は、人の流れを把握するAIカメラを使った検証や、利用者アンケートなどを実施し、その結果をもとに歩道スペースの効果的な活用法を検討する方針です。