■コーチとの二人三脚で…


富山北部高校水泳部の時代にはインターハイやジュニアオリンピックで上位入賞。数々のトップ選手を育ててきた堀之内コーチの元で学びたいと法政大学へ進み、これまでコーチと二人三脚で頑張ってきました。

堀之内徹 コーチ:
「国内では少し力が抜けてる存在なんですけれども、1500m自由形はだいぶもうオリンピック代表を出せずに遠のいてる種目でもあるので、世界のトップの選手と横に並んで泳ぐことで、また新たな自分の可能性とか、取り組み課題とかっていうのを見つけて今後の取り組みに生かしていってほしいなっていうふうには思ってます」


2人が大きな目標にしていたのが、去年行われた東京オリンピックでした。



竹田渉瑚 選手:
「(自分の中で大きなポイントはやっぱり東京オリンピックの選考会。あそこは)自分の中でも、すごい大きな分岐点になりました」


去年4月に行われたオリンピックの選考会。

竹田選手は、他者を寄せつけない圧倒的な速さでレースを展開し1位でゴール。誰もがオリンピックへの切符をつかむものだと思っていました。