北海道では函館市で最大震度5強、浦河町で50センチの津波を観測しました。

北海道などによりますと、日高町の70代の女性が避難中に凍った路面で転倒し左腕を骨折するなど、これまで道内で10人がけがをしています。また、新千歳空港では、国内線ターミナル4階の天井から破片が落下しました。

空港の利用者
「ぼろぼろって崩れて、この辺に落ちたんで、『ここで死ぬのかな』と」

一時、津波警報が発表された太平洋沿岸中部の様似町では、建物の外壁が崩れ落ちましたが、けが人はいません。

交通への影響も続いています。JRは設備点検などの影響で、きょうも特急16本を含む156本が運休しています。