心筋梗塞前に現れる!?予防につながるサイン
<心筋梗塞の前に現れる「放散痛」>
心臓の血管が一時的に詰まっている時に「放散痛」という痛みが現れるそうです。放散痛とは、痛みの原因が心臓にあるにもかかわらず、神経を通して別の所に現れる痛みのこと。心臓の血流が復活すると痛みが引くという特徴もあるそうです。一時的な痛みなので放置してしまいがちですが、放散痛の直後に心筋梗塞を発症する可能性があるため、見逃してはいけない危険なサインだそうです。
<心筋梗塞が起こる可能性がある放散痛>
放散痛が現れる主な場所と症状は下記の通りです。
◎歯や顎・左肩・食道・肺の痛み
◎首や喉の違和感
◎胃の不快感
など
歯の痛みや肩こりなどと勘違いしやすいものが多いため要注意。このような症状に加え、下記の条件に当てはまる場合は、すぐに近くの医療機関に相談しましょう。
□重い鈍痛感や締め付けられる感じ
□冷や汗や不安感が伴う
□痛みが5〜30分以内の短い間だけ続く
健康診断を受けて心筋梗塞を予防しましょう
心筋梗塞を防ぐには、健康診断や人間ドックを定期的に受けることが大切だそうです。血圧やコレステロールなどの診断結果に異常がある場合は、放置せずに再検査や精密検査を受けましょう。
(2025年12月7日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)














