鹿児島市交通局はインフルエンザの感染が広がり、運転士の確保が困難だとして、市電のあさって11日木曜と12日金曜の平日ダイヤを100便減らし、土曜ダイヤで運行すると発表しました。

県内ではインフルエンザの感染者数が増加していて、県内全域に流行発生注意報が出ています。

こうした中、鹿児島市交通局では96人の運転士のうち、5人がインフルエンザに感染し、さらに体調不良で5人が休んでいて、平日ダイヤを運行するために必要な91人に5人足りないということです。

このため、あさって11日木曜と12日金曜の平日ダイヤの午前7時から午前10時までと、午後5時から午後7時までの時間帯を中心に100便ほど減らし、土曜ダイヤで運行します。

今のところ13日は土曜ダイヤ、14日は日曜・祝日ダイヤで運行し、15日以降は通常の平日ダイヤに戻る予定です。

運転士が不足したことによる鹿児島市電の減便は、インフルエンザの感染者が増加したおととしの12月以来、2年ぶりです。