福島県会津若松市にある福島県立会津大学短期大学部は8日、ホームページから過去の入試問題を資料請求した人の個人情報が他の請求者から閲覧できる状態になるミスがあったと発表しました。
7日、資料請求した人から他の請求者の情報が閲覧可能になっていることを指摘するメールがあったことが確認されました。
このため事務局で調べたところ、2024年10月11日~2025年12月7日に資料請求した受験生や保護者、学校関係者など64人分の住所、氏名、電話番号、郵便番号、出身校名の個人情報が閲覧できる状態になっていました。
この資料請求はGoogleフォームで行われており、会津大学短期大学部では設定時に表示設定を誤るミスがあったとしています。
会津大学短期大学部では新規の資料請求の受付を中止し、対象者に謝罪と説明の連絡を行ったということです。これまでに情報の悪用などの事実は確認されていないとしています。
また過去のGoogleフォームを使った公開講座の申し込み2件で同じようなミスが確認されました。
会津大学短期大学部では「深くお詫びするとともに、複数人での確認などを徹底し、再発防止に努める」としています。














