瀬戸内海で、カキが大量死している問題です。高松市の養殖業者らが、事業を継続するためには補助金などによる支援が必要だとして、市に要望書を提出しました。
要望書を提出したのは、志度湾と屋島湾でカキを養殖している、2つの漁協の組合長です。

今シーズン香川県では、養殖カキの約8割から9割が死滅したと報告されていますが、牟礼漁協と屋島漁協では、水揚げ量はほぼ0に近く、過去にない深刻な状況だということです。
要望書では、事業を継続するためには補助金などによる支援が必要だとしています。
(屋島漁業協同組合 木村博組合長)
「金も(カキが)全滅状態で厳しいので、漁師を助けてもらいたいというのが今の心境です」
高松市は、今週中にも生産者への支援について、何らかの策を示したいとしています。














