ガソリンの50ccの原付バイクは、排ガス規制に伴い、2025年10月で生産が終了しました。これに代わる二輪車として、新基準原付と呼ばれるバイクの販売が一部メーカーで始まっています。ただ、注文が多く入荷待ちの状態が続いています。

11月20日にホンダが販売を始めた新基準原付。排気量は110ccですが、最高出力を4キロワット以下に抑え、原付免許でも運転が可能です。

いったいどんなバイクなのか、販売店に取材に行きましたが…

ハヤサカサイクル泉バイパス店・中里圭佑さん:
「メーカーさんが思ったよりも販売店の注文が多くなって、生産が追いつかない状態」

予想を上回る人気で、今は入荷待ちの状態です。

そこで、見た目や重さがほぼ同じ、110ccの原付2種のバイクを見せてもらいながら、新基準原付について聞きました。

ハヤサカサイクル泉バイパス店・中里圭佑さん:
「原付一種免許で乗れる新基準原付は二人乗りできませんので、二人乗り用の足乗せはなくなっています」

車体も少しだけコンパクトになるといいます。

岩槻日菜記者:
「こちらが新基準原付とほぼ同じ形の110ccのバイクです。跨ってみると、つま先が付くくらいのサイズ感です」

ハヤサカサイクル泉バイパス店・中里圭佑さん:
「新基準原付のDio110liteは、これより1.5センチシート高が低くなり、足つきがよくなると思います」

ハヤサカサイクル泉バイパス店・中里圭佑さん:
「トルクも馬力も今までの原付より遥かに大きくなっています。軽快に加速してくれて、力強く坂道も登ってくれる」

新基準原付についてこちらのお店では、12月中旬頃から順次、入荷が始まりそうだということです。
110ccの新基準原付は原付免許で運転できます。
一方、今回、参考として見せてもらった従来の110ccバイクは、原付免許では運転できませんので十分注意が必要です。














